ドクターズファイルに馬場先生が掲載されました。
陥入爪(かんにゅうそう)・巻き爪
爪甲の先端や側縁が、周りの皮膚に食い込んで炎症(痛み、赤み、腫れ)を起こした状態のことです。炎症の結果、爪の周りに赤い肉芽組織ができることもあります。
活動量の多い10歳から20歳代の方に多くみられますが、爪が薄くて折れやすい、靴を履かない乳児や乳幼児から高齢者の方まで、広い年齢で起こります。足の親指に最も多く、他の足の指、手指にも起こります。
原因は、
- 生来の足や指趾の形、爪の形、生え方
- 爪の切り過ぎ(深爪)や爪折れ、爪の水虫などによる爪の欠損・変形
- 不適切な履物や運動による物理的な刺激
等が関連して発症します。
巻き爪とは?
文字通り、巻いた形の横方向に異常に曲がった爪の変形です。陥入爪を起こす事もあります。
巻き爪矯正
テーピング法
伸縮性のあるテープを爪が食い込んでいる部分を引き下げるように引っ張って貼り、陥入を緩めます。ご自宅でも処置できるので軽度の陥入爪に適しています。
■費用
伸縮テープ 1m 150円
VHO法
ドイツ発祥の治療法で、爪を深く切り込んでいても施術可能で、出血せず負担の少ない優れた治療法です。
爪の形やカーブに合わせて調整したワイヤーを爪甲の両端にかけて専用のフックを用いて巻き上げ固定します。
固定したワイヤーは爪の伸びとともに前方に移動するので、約3~6か月後に付け替えを行います。
個人差はありますが、これを半年~1年くらいかけて矯正していきます。
■特徴
・短時間で食い込みによる痛みが軽減する
※ワイヤーをかけた時点で巻いた爪の圧力が激減するため
・数か月間付け替えが不要
・施術当日から入浴や運動が可能で治療期間中の日常生活に制限がない
■費用
1箇所 10,000円
■法定記載事項
本施術は、未承認機器を使用した自由診療です。